「アンティーク小物に囲まれて(1)」

青山で輸入雑貨ショップを経営しているKさん。20代の頃のイギリス留学をきっかけにアンティーク小物の魅力に魅せられ、帰国数年後には自らの雑貨ショップを開いてしまうというバイタリティーの持ち主。そんなKさんの大好きなアンティーク小物に囲まれた暮らしをご紹介いたします。

イギリスといえばテディベア。

「クマはコレクターが多いので、これこそが出会いかな。出会ったそのときの相性で、その子を家に連れて帰るかどうかは決まるの」と話すKさん。

真ん中のグレーがかったクマとはフランスのバンブーという『のみの市』で真冬に出会い、寒空にポツンと寂しそうだったその子をオーバーコートのポケットの中に入れて一緒にパリの街を歩いたそうです。後方の左右のテディが着ている別珍の服は、イギリスの子供服。写真では見えないがソックスもはいている。

アンティークのテディベアに子供服を着せて、ソックスまではかせてしまう彼女の発想はなかなかユニークだ。

向かって左側のイヌは、寄り目が愛らしくて連れ帰って来たとか。

右側の人形は日本製のいただきもの。

アンティークレースのベビー服とボンネットは新生児用。あまりにかわいらしいので、購入してハンガーに掛けてずっと飾っておいたものをこの人形に着せた。ベビー靴はフランスの人形用小物を扱う店で買ったもの。

彼女の手にかかると、ひと味もふた味もちがったアンティークドールになる。

こちらの人形の手には、赤ちゃんの歯型がついている。赤ちゃんがおしゃぶりしていたそう。

「その子もお気に入りでかたときも離さなかったのだろうな、そんな姿を想像するのも楽しいの」とKさん。

 

 

 

2009.8.21