ニュージーランド首相アーダーン氏は、現在妊娠中!

                                    

                                                                            2018.1.12

女性首相として、3代目の37歳のジャシンダ・アーダーンさんは、昨年の10月、首相に就任しました。その就任間際に妊娠がわかったと言うことです。しかし、そのことに躊躇することもなく、首相に就任。妊娠を公表。出産後は、6週間の産休を取り、その後職務に復帰すると宣言しています。パートナーであるゲイフォード氏が、子育てを受けもつことになるとも。しかも、事実婚だそうで結婚と言うカタチをとっていません。なんと勇気のある行動でしょう。素敵な話です。これぞ、ほんとうの男女平等です。

日本の場合も、中には、頑張って収入も地位も手に入れていらっしゃる女性もいます。

しかし、事実婚を選んで子供までもうけている女性を思いだせません。それどころか、結婚したために、姓が変わり、便宜上旧姓で仕事をしていらっしゃる方なら何人も知っています。

女性でそれなりに仕事をしていらっしゃる方が、姓を変える場合は、ほんとうに大変なのです。不動産をお持ちなら、その名義変更。会社をお持ちなら、その名義変更。免許書、クレジットカード、健康保険、生命保険、などなど、日本男性にはお判り頂けないと思いますが、さまざまな名義の変更手続きをしなければなりません。これには、費用もかかります。予断ですが、またその逆で、離婚した場合は、また、もう一度同じアイテムの名義変更をすべて行わなければなりません。それが、男性の場合は、何度結婚しようが、何度離婚しようが、この面倒な手続きは、いっさい必要ないのです。この観点だけでも、日本の場合、男女は平等とは言えません。

日本の伝統的な古き良き父権制度、サザエさんのような日本家庭。その連綿と続いてきた奥ゆかしい家族の有り様が、男性の心の中にも、女性の心の中にもまだ、残されているのだと思います。それは、私の中にもあります。それは、それで、日本国ならではの素敵な風習ともいえます。しかし、時代は大きく変わってきました。高度成長期のように、夫は外でひたすら働き、妻は家で専業主婦をしながら、子育てをする。そんな時代は終わりました。現代では、経済的に見ると、夫婦がどちらも働かなければならない家庭が大半です。また、女性にだって、自分の才能を花開かせるチャンスや、社会に貢献して行ける力が備わっています。夫の稼ぎの下で、妻とお母さんだけをやっている時代ではありません。なのに、女性はまだまだ男性と平等とは言えない環境に置かれています。

ニュージーランドの友人たちで、いくつものカップルが夫婦別姓を名乗っています。それもあたりまえに。結婚したら、自分が生まれてから、ずっと慣れ親しんだの親の名字を捨て、夫の名字になる。しかも、ほとんどの場合、女性だけが。この違和感を私はどうしても、素直に飲み込むことができません。そのように感じている女性は、きっと他にもいらっしゃるでしょう。

ある日、息子が、「ボク、養子にいきます!」と言ったと考えてみてください。いきなり、息子の性が、今まで何の縁もなかった赤の他人の名前になり、戸籍が移されたら!どうです!泥棒に息子を持って行かれたような気になりませんか?私は、なります。と言うことは、本来なら、娘も同じはず。だれが、他人の性など名乗らせるものか!と思いますよネ。我々は、刷り込まれているだけです。生まれたときから、”女の子は嫁に出すもの”と。

 

いつの日か、日本でも「夫婦別姓」が認められる日がくることを願わずにはいられません。